理念
本会は
生命を尊び
慈愛の心で人に寄り添い
医道の研鑽と向上に励み
もって社会に貢献する
ことを目的とする。
浜松市浜北医師会は旧浜北市・現浜松市浜北区を活動範囲として昭和56年に設立され今年で41周年を迎えました。初代会長・三橋寛七以下、倉信孝、月花亮、坂尾正、高倉英博についで岸本肇が令和2年6月13日より第6代会長に就任致しました。
私たちの浜北区は政令指定浜松市(人口783,358人)のほぼ中央に位置し、人口98,358人(令和4年6月1日現在)で、自動車関連産業と共に、植木や果樹の生産も盛んです。
また、郊外型のショッピングセンターも複数あり、県立森林公園や万葉の森公園などは市民の憩いの場となっています。市の中心部とは遠州鉄道で結ばれ、区北部には新東名高速道路の浜松・浜北インターもあり今後の発展が期待されます。
さて、浜松市浜北医師会ですが、現在、会員数117名で医療をとおして市民に貢献する学術団体として活動しています。会員自らが市民の一員であり、市民に溶け込んで、市民の納得のいく安全で良質な医療を提供しようと励んでおります。
医師会活動としまして、まずは救急体制の整備です。浜松市の災害体制のもと、東日本大震災や熊本地震の教訓を生かし、浜松赤十字病院に応急救護所を新たに設置し医療資器材を集中して災害対応をしていきます。
次に、少子高齢化対策です。少子化対策として、浜北副都心にぎわいづくり協議会少子化対策部会と一緒に赤ちゃんフォトコンテストを実施しています。引き続き同コンテストを含め少子化対策事業を実施していく予定です。
高齢化対策としては地域包括ケアシステムの構築やACPいわゆる人生会議に関しましても引き続き浜松市と協力して専門職向けの研修会や市民公開講座を実施してまいります。
以上のほか、新型コロナウイルス感染症対策についてです。当会は浜松市と協力し浜北区内の集団接種において、昨年の6月から10月の間に
1回目、2回目接種として5.6万回、今年の2月から5月まで3回目接種として3.2万回を実施しいたしました。7月からは4回目の集団接種が
行われております。引き続き浜松市と協力しながら新型コロナウイルス感染症に対応していきたいと考えております。
今後も独立行政法人国立病院機構天竜病院や浜松赤十字病院、浜松医科大学附属病院、行政と協議し医師会会員一丸となり
新型コロナウイルス対策を行っていく所存です。
医師会は引き続き浜北区内の病院はもとより、浜松医科大学附属病院、聖隷三方原病院、聖隷浜松病院、遠州病院、
浜松医療センター及び労災病院の合計6つの市内の総合病院と、病院・診療所連携を円滑にしながら、区内の市民・区民の
健康保持増進に応えるため、医療、福祉、介護保険、小児・児童・学校保健、予防衛生、大規模災害時の医療救護などに取り組み、
また市民・医療関係者に向けての医学講演会を行い地域医療に貢献してまいりますので、皆様方のお力添えをよろしくお願い致します。